たけのこ
おひさしぶりです。
LiLLiputアウトドア事業部のミウラです。
今回の収穫。
昔は、ビン25本分ほど採ってきたものでした。 怖いですねー。
たっぷりと水をはった瓶詰を、圧力鍋を使って、煮沸、消毒。十分熱をかけて、熱いままの状態で蓋をきつくしめると、LiLLiput名物、タケノコの瓶詰のできあがり。 簡単そうですが、この真空状態にする工程はけっこう大変です。 熱いし、ビンが割れることがあるし、煮沸があまいと保存がきかないし。 この工程が一番神経を使います。
今回は、無事成功。常温で、3年ほどもちます。
こちら、3年物の瓶詰。時間の経過とともに、白い物質がでてきます。 白い成分は、【チロシン】というタケノコに含まれている天然のアミノ酸です。 これは、アドレナリン、ドーパミンに直接働きかける物質だそうで、やる気がないときに積極的に摂取すると良いそうです。
興味がある方は、LiLLiputアウトドア事業部にお問い合わせください……
ちなみに6月は3回いきました…… それは後日また
今日は、山菜の中で一番採るのも処理も大変なタケノコのご紹介です。
北海道でタケノコと呼ばれるのは、笹竹の子のことです。
チシマザサと呼ばれる北海道の笹ですが低山地の林道沿いや、渓流沿いの斜面などに深い笹藪をつくり、5月末から7月上旬にかけて若芽が生えてきます。
車幅ぎりぎりの林道をかなり山奥まで入り込み、2メートルを優に超える深い笹藪の中に入っていくのはかなりスリリングな体験です。
現在は、そんなスリルを一人で追及するほど無茶はしなくなりまして、今年の第一弾はリエさんを連れていったのでした。
5月26日に札幌近郊のその山に入ったのですが、25日に一人、29日にまた一人、行方不明者がでています。
どちらもまだ発見されていません。
『あんまりとるなよー』
と注意したんですが、しょうがないですねー。
笹藪に入ると、遠くのタケノコがよく目につきます。
そうやってみんな深みにはまって方向感覚がなくなってしまいます。
僕は写真右上にあるサイレンを何個か入口の前にセットして、笹藪の中に入るようにしています。
音の聞こえる範囲で動くようにして、深みに入り込まないように、常に用心がけています。
この辺は、絵ととても良く似ている。
絵も描き続けていると、心のどんどん奥へ、奥へと入り込んでいって危険です。
森は、自分の心のメタファーなんです。
話が逸れてしまいましたが、戻します。
採ってきたタケノコはすぐに冷水につけます。
そうしないとどんどんとアクが出てくるのです。
タケノコは、水が大事なんです。
採りたてのタケノコはアクがなく、トウモロコシのような風味がします。
ビールに、これほどあう炭焼きは他にありません。
飲んで、食べて、一休みしたいところですが、採ってきたからには処理をしなければなりません。
早めの処理が、LiLLiputアウトドア事業部の新鮮な瓶詰の秘訣です。
姫だけ専用の、皮の切り目入れる道具です。
信じられないような話ですが、ホームセンターに数年前普通に売っていた……
昔はピーラーや包丁で切り目を付けていましたが、これによりかなりスピードアップしました。
5分ほどで湯を切り、冷水に浸します。
続いて、タケノコ処理でみんなが苦労する皮むきです。
以前は手で剥いてましたが、10年ほど前に皮むき器を購入。
これにより倍以上、作業効率があがりました。
タケノコは、水が大事なんです。
by lilliput1001
| 2021-06-28 19:26
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